デコレーションの豆知識

スワロフスキーのラインストーンとガラスストーンの違い

スマホケースデコ

ラインストーンの種類と違い

一口にラインストーンと言っても、ラインストーンにはいくつかの種類があります。

有名なのはスワロフスキー社のラインストーンですが、ノーブランドできれいなガラスストーンもあります。

 

よくインスタグラムやminne(ミンネ)、メルカリなどでデコレーションのiphoneケースなどを販売している個人やショップをみかけますが、

そういったデコショップでは「アクリルストーン」「高品質ガラスストーン」「スワロフスキー」などと複数のラインストーンから選ぶことができ、それぞれ値段も変わるという所が多いです。

 

ではアクリルストーンやガラスストーン、スワロフスキーで一体何が違うのでしょうか?

1.アクリルストーン

アクリルストーンは格安で手に入るストーンです。

1粒あたり0.1円位で手に入ります。

 

大体スマホケースを全部埋め尽くすと1500粒程度使用しますので、スマホケースのストーンの原価は150~200円程度となります。

 

ただし素材がアクリルのため、擦り傷がつきやすく、時間が経つほど汚くなってしまいます。

またガラスに比べ輝きも少ないため、どうしても安っぽくなってしまいます。

 

雑貨店などで売っている安いファンシー小物などで、デコレーションしてある物の多くは、アクリルストーンを使用している場合が多いです。

2.ガラスストーン

スワロフスキー社のラインストーンもガラスでできているため、ガラスストーンの仲間なのですが、ここでいうガラスストーンは、ノーブランドのガラスストーンです。

ガラスストーンはガラス製のため、アクリルストーンよりも傷に強く、また輝きもきれいです。

品質は購入するお店によってばらつきがありますが、最近は全体的に品質が向上しており、キレイなガラスストーンは、一般の方ではスワロフスキーと見分けがつきません

最安値のショップで10グロス(1440粒)で300円~800円程度で手に入ります。

1粒0.2~0.5円くらいです。

以前はもっと高くて、0.5~1円くらいだったのですが、格安で購入できるようになり、アクリルストーンとそんなに差異が無くなってきたため、最近アクリルストーンデコレーションする人も少なくなってきました。

スマホケースを埋め尽くしたときの原価は500円程度となります。

3.スワロフスキー(SWAROVSKI)

一番有名なのが「スワロフスキー(SWAROVSKI)」社製のラインストーンです。

ガラスストーンに比べ、カットや素材が違うため、やはりガラスストーンよりも高品質で輝きがキレイです。

 

ラインストーンという名称をスワロフスキーでは使用していません。

#2058は「XILION ROSE(クシリオンローズ)」、#2088は「XIRIUS ROSE(クシリウスローズ)」という名称があります。

特に#2088のカットはダイヤモンドの指輪のようにきれいで、他のどのガラスストーンのメーカーでも真似することはできていません。

 

価格も高価で、10グロス(1440粒)で3000円~7000円前後します。

平均で1粒あたり3~4円です。

スワロフスキーのラインストーンで、スマホケースを埋め尽くすと、原価で5000~6000円前後となります。

 

一般的なデコショップでは、全デコのスマホケースで30,000円~50,000円程度で売られています。

4.プレシオサ(PRECIOSA)ラインストーン

プレシオサ(PRECIOSA)は280年以上の歴史を持つ由緒正しいクリスタルガラス製品の会社です。

1895年にできたスワロフスキー社よりも、歴史は長いのです。

 

チェコガラス、ボヘミアンクリスタルという言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、チェコという国はガラス製品が有名な名産地でもあります。

そんなチェコガラス、ボヘミアンクリスタルの先駆者でもあるのがプレシオサ(PRECIOSA)です。

 

元々はクリスタルガラスのシャンデリアを作っており、ヴェルサイユ宮殿などでもプレシオサ(PRECIOSA)社のシャンデリアが使われています。

また、社交ダンスの衣装なども数多く手がけています。

チェコをはじめ、ヨーロッパではスワロフスキーと同じくらい有名な企業ですが、日本ではあまりなじみがありません。

 

そんなプレシオサ(PRECIOSA)にも、フラットバックのラウンドのラインストーンがあります。

カットはスワロフスキー社にはかないませんが、輝きはスワロフスキーに引けを取らないほどキレイで、品質は非常に高いです。

価格は10グロス(1440粒)で2000円~3500円程度。

1粒あたり1.4円~2.5円前後です。

スマホケースを埋め尽くすと、原価は2000円~4000円前後です。

 

スワロフスキーのラインストーンよりも3~4割安く手に入ります。

 

最近ではこのプレシオサを使ってデコレーションする人も増えています。

自分のスタイルに合ったラインストーンを選びましょう

「どのストーンを使ってデコしたらいいですか?」という質問をされる方も多いです。

これは当然決まりなどはありません。

ご自身がどのようなスタイルで、デコを商売として展開していくのかで、考えてラインストーンを選びましょう。

・ガラスストーンとスワロフスキーを選んでもらい、価格に差をつける。

 

・高級志向を売りにして、デコをする素材も本皮バッグや高級な手帳、財布、時計など、長く使える高価なものを選び、ラインストーンは全てスワロフスキーしか使用しない。

 

・iphoneケースや小物、合皮バッグなど、安くて使い捨てる物に、ガラスストーンでデコをして安価で楽しめるデコレーションを展開したい。

 

・プレシオサを逆に付加価値として売りにして、スワロフスキーより安価にし、差別化を図る。

 

そのお店、その人それぞれに、さまざまな戦略があると思います。

ただ何にでもコレーションをしてくれるだけのお店が流行る時代は終わりました。

 

想いや売り、コンセプトなどはっきりしているお店や個人に、注文がたくさん集まっています。

ぜひまずは、どんなデコレーションをしたいのかを考えてから、取り組んでいきましょう。