デコレーションの豆知識

デコレーションする時に使うボンドの種類

ラインストーンのデコをする時に使う、必要な材料や道具についてはこちらの記事でお話しました。

デコレーションに必要な材料は?

 

今回は接着剤について詳しくお伝えします!

 

スワロフスキーのデコレーションをする時に使う接着剤(ボンド)は2種類あります。

デコレーションをする素材によって使い分けています。

1.化学反応型接着剤(エポキシ接着剤)

まず多くのデコに使っているのが、化学反応型接着剤というタイプのボンド。

エポキシ接着剤とも呼びます。

デコ用ボンドハイスーパー

これは「主剤」と「硬化剤」2つの液を混ぜることで化学反応が起こり、固まるボンドです。

逆に混ぜない限りは、ずっと出しておいても固まりません

 

主成分は樹脂です。エポキシは樹脂のことです。

樹脂はプラスチックやアクリルのように硬い素材。

つまり、このボンドも固まると樹脂のようにガチガチに硬くなります。

 

ですので、「金属・陶磁器・ガラスに」と書いてあるように、素材が硬いものに対しては、このエポキシ接着剤を使用します。

 

その中でもセメダインが出している「ハイスーパー30」という接着剤を当スクールでは使用しています。

30という数字は「約30分で固まるよ」という意味です。

熱で固まるため、気温が高い夏は早く固まり、冬の外などでデコする場合は、かなり硬化まで時間がかかります。

 

約5分で固まる「ハイスーパー5」という物もあります。

早く固めたい時はこちらを使用します。

ハイスーパー5

ただ、5分や30分は動かなくなるまでの時間であり、完全に硬化するのは24時間です。

ですので丸1日はデコした商品を、ぶつけたりしないように気をつけましょう。

 

また、ラインストーンの表面に接着剤がついた場合、ちょうど固まった頃にキレイにエタノールなどで拭き取ります。

1日以上経ってしまうと、なかなかボンド跡を取ることができず、カッターなどで削らなくてはならなくなりますので注意です。

 

他にも「コニシ」という会社が出している「エポクリヤー」というボンドも、成分は同じエポキシの接着剤です。

 

コニシは黄色と赤の木工用ボンドや、アロンアルファを出している会社です。

 

ハイスーパーの方が粘度が高く、使いやすいので当スクールではハイスーパーを使用しますが、エポクリアーの方が使いやすいという方もいます。

エポクリアーは少しサラサラしています。個々の使いやすい方であれば、どちらでもかまいません。

 

プラスチック、ガラス、金属など、基本的に素材が曲がらない、硬いものにはこのエポキシボンドを使います

2.シリコン接着剤

デコ用ボンドスーパーX

バッグや靴のように、曲がる素材に対して、エポキシボンドを使うと、少し曲げただけですぐにラインストーンが取れてしまいます。

なぜなら、ボンド自体も樹脂のようにカチカチに固まるため、曲がる衝撃に耐えられず、パキッと取れてしまうのです。

 

ですので、曲がる素材には、シリコンボンドを使用します

こちらのボンドは主成分が「シリコン」ですので固まっても弾力性があり、衝撃に強いのです。

 

「デコ用ボンド」などとして、手芸屋さんなどでよく売られている接着剤は、こちらのタイプが多いようです。

 

デコ用ボンドは金額が高いので、こちらの「スーパーX」の方が安くてお得です。

 

スーパーXにはスーパーX2、スーパーX GOLDなどシリーズがありますが、普通のスーパーXでいいと思います。

スーパーX2やスーパーX GOLDは固まるのが早いため、デコには普通のスーパーXがお勧めです。

 

また、ホワイトやブラックなど色つきの物も売っていますので、クリアを購入してください。

スーパーXは万能ボンド

この「スーパーX」は超多用途と書いてあるとおり、何にでもくっつく万能ボンドです。

 

ですので、硬い素材にも、このスーパーXを使用しても問題ありません。

ただ、紫外線に当たり続けると黄色く変色して、たまにボロボロと取れやすくなります。

また、塊ができやすく、使い勝手もハイスーパーの方がいいため、当スクールでは硬いものにはハイスーパー、曲がるものにはスーパーXと使い分けています。

ボンドはつけすぎても少なすぎてもダメ

デコでよくある欠点は、ラインストーンがすぐ取れるということです。

しかしボンドのつけ方で、取れやすさはだいぶ変わります

 

素人の方が作った作品では、ボンドが多すぎて、ラインストーンの隙間からボンドが溢れ、ストーンが水溜りに浸ってしまったようになってしまう場合があります。

そうなるとラインストーンのカット面が埋まってしまい、輝きがなくなってしまいます。

 

また、薄く塗りすぎてボンドが足りていない場合もあります。

きちんとラインストーンの裏面全体にボンドが行き渡らないと、すぐにラインストーンが取れてしまいます。

 

特に端っこは、ボンドが塗り足りていない場合が多いです。

デコは端からよくラインストーンが取れてしまうため、特に端は慎重に、多めにボンドを塗ることを心がけましょう。

 

少し盛った感じでボンドを塗り、ストーンを置いて押すことで、ムニュっとラインストーンの裏側全体に接着剤が行き渡るのをイメージしながら塗りましょう。