デコレーションの豆知識

ラインストーンの輝き

フラットバックと呼ばれるデコに使われる、底が平らなラインストーンは、スワロフスキー社による高いレベルのカット技術の賜物です。

宝石などは本来ダイヤモンドカットと呼ばれ、底がとがった様にカットされるのが普通です。

なぜなら光の屈折などでキラキラ輝かせるためには、奥行きを出さなければいけないからです。

しかしその奥行きを出さずにまっすぐ底面をカットしているにも関わらず、ダイヤモンドに劣らないくらいにキラキラと輝かせる技術が、実はすごいのです。

このカット技術の製法でスワロフスキー社は特許を取ったり、#2012から#2058、#2088と常に進化を続けており、他社の追随を許しません。

スワロフスキー社のダイヤモンド級のまばゆい輝きは、クリスタルガラスの原材料へのこだわりももちろんですが、綿密かつ精巧なカットの技術によるものなのです。

ネイルサロンさんなどで、せっかくスワロフスキーのラインストーンを乗せたのに、上からトップコートを塗ってしまう光景をよく見ます。

しかしそれではカットがトップコートで消えてしまい、キラキラが全く消えてしまうため、アクリルストーンと変わらない輝きになってしまい大変もったいないです。

またデコをした作品でも、表面に接着剤が多くついた作品は、キレイに接着剤が付かないように作った作品に比べ輝きが半減しています。

同じスワロフスキーで作った作品なのに、何故か高級感が違うなあ・・・と思った時は、表面をよく見てみてください。接着剤が多くついている可能性があります。

接着剤はデコを作成したその日にエタノールなどを綿棒に付けて、きれいに磨きましょう。

もし数日たってしまったらカッターなどで削りながら接着剤を落とします。

作業中にできる限りボンドがつかないようにするのがベストです。

よくピンセットの先にボンドがついたまま作業を進め、そのうちマジカルピックのようにピンセットの先のボンドにストーンを付けて、置いている方を見受けます。

そのようにすると作業中は楽かもしれませんが、仕上がった後が大変です。

一粒ずつ表面についた接着剤を落とすのはかえって時間がかかります。

出来る限り作業中にボンドがつかないよう、ピンセットの先はいつも拭いてキレイにしながら作業しましょう。